EM開発者の比嘉照氏はコラムでEMが万能であると述べています。
ではEMが万能あった場合、EMによって問題が解決した後はどうなるのでしょうか?
例をあげて考えてみます。
環境浄化運動として日本全国の河川や海にEMが投入されています。
全国の小中学校でもプール清掃を目的にEMが投入されています。
一方で比嘉氏はEMが塩を取り除くと述べています。
EMを河川や海に投入し続けると、やがて海は真水になってしまうのでしょうか?
海が嫌いな人たちは歓迎するかも知れませんが、海が無くなると困る人の方が多いと思います。
人間ばかりではなく、海の生き物たちも困るでしょう。
海の幸も二度と食べられなくなってしまいます。
もうすぐ海が消えるかもしれませんし、無くなった海を取り戻すことは出来ません。
そんな馬鹿な話は無いと一蹴したいところですが、何しろEMは万能です。
EMで環境浄化運動をしている人たちは、EMで塩が無くならないことを確認した方が良いと思います。
別な例を考えてみます。
比嘉氏はEMで放射能対策が出来ると述べています。
「生物的元素転換を行なっている」そうです。
さすがは万能微生物のEMです、凄いですね。
ところで、地球の内部には放射性物質があり、内側から地球を暖めています。
温泉が沸くのも地球内部が熱いからですね。
EMの働きで地下の放射性物質が無くなると、温泉も無くなってしまいますね。
温泉が嫌いな人は平気かも知れませんが、温泉が好きな人は困ると思います。
温泉で有名な観光地は日本各地にありますし、温泉で生計を立てている方も大勢います。
もうすぐ温泉が消えるかもしれませんし、無くなった温泉を取り戻すことは出来ません。
地熱発電も出来なくなってしまいます。
そんな馬鹿な話は無いと一蹴したいところですが、何しろEMは万能です。
EMで除染活動をしている人たちは、EMで放射性物質が無くならないことを確認した方が良いと思います。
もしかするとEMが万能ではない方が、私たちは幸せかもしれません...
万能のEMで願いが叶うとどうなるのか、皆さんも一度考えてみてはいかがでしょうか。