2012年04月14日

米のとぎ汁乳酸菌と糠漬けの比較

前回と前々回、米のとぎ汁乳酸菌の危険性について書いてきました。
米のとぎ汁乳酸菌を実践している人たちに、米のとぎ汁乳酸菌は伝統的な保存食の糠漬けと同類という意見があります。
今回は米のとぎ汁乳酸菌と糠漬けを比較してみます。

1.種菌
糠漬けに糠床が必要なのは当たり前ですが、糠床は発酵のための種菌でもあります。
糠床の熟成には時間と手間がかかります。
一例として、ウイキペディアの「糠漬け」から糠床の部分を引用します。

「野菜くずを1週間ほど毎日取りかえて漬けると野菜についていた乳酸菌等が繁殖し、一応、完成である。しかし、この段階では糠床は熟成していないため、漬物の風味は少ない。野菜を漬けこみ毎日手入れすることで発酵がすすみ、風味が増していくのである。夏場なら2ヶ月、冬場なら4ヶ月ほどでおいしい糠床が完成する。」

糠床という種菌を使うことで、毎回美味しい糠漬けが出来やすくなります。
手間暇をかけた糠床を使うことは、安全性の確認を時間をかけて行う事にもなりますね。

一方、米のとぎ汁乳酸菌は種菌を使用しません。
米糠に付着した微生物と、空気中など培養する環境にいる微生物が増えることになります。

2.養分
糠漬けの場合、微生物の養分は米糠です。
米糠は水に溶けません。
微生物が米糠を栄養にするには、一度水に溶けるように分解する必要があります。
米糠を栄養にするのに手間取るので、糠漬けでは微生物が穏やかに増えます。

一方、米のとぎ汁乳酸菌では米のとぎ汁に黒糖を添加します。
黒糖は水に溶けるので、微生物はそのまま栄養として吸収出来ます。
黒糖があると、微生物は簡単に栄養を吸収して、急激に増えます。
急激に増える微生物の中に病原菌がいた場合、病原菌も急激に増えることになります。

3.摂取法
糠漬けの場合、糠を除いて漬物の野菜を食べます。
糠に有害な微生物がいたとしても、ある程度除かれます。

米のとぎ汁乳酸菌の場合、糠漬けの「糠床」に相当する部分を飲んだり吸引したりします。
豆乳に加えて豆乳ヨーグルトにする場合もあります。
米のとぎ汁乳酸菌に有害な微生物がいた場合、すべてを摂取する事になります。
摂取方法も、米のとぎ汁乳酸菌と糠漬けで大きく異なります。

以上簡単ですが、米のとぎ汁乳酸菌と糠漬けの主な相違点を述べさせて頂きました。

参考まとめ「米のとぎ汁乳酸菌関連ツイート」
posted by Breathingpower at 20:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしも非常に危険な行為だと思います。やっている方たちが聞く耳を持たないのがなんとも・・・。日本の科学リテラシーはどうなってしまったのでしょう?
Posted by せいの at 2012年06月15日 20:27
どうやら、化けの皮は剥がれているようです
米のとぎ汁は日本人の庶民に特に受け入れられられやすかった
集団の意識は、知らぬうちに思想の塗り替えをされ極へと向かうのです 
日本を救うと声高に叫ぶ者ほど、詐欺師に騙されるなと叫んでいる者ほど気をつけなければならない

庶民の味方を装う詐欺師に気がつけるだろうか
しかし、気がついた人は、徹底的にやられる

http://togetter.com/li/453211
Posted by 詐欺師は詐欺師に騙されるなと言って詐欺をする at 2013年02月10日 11:54
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