2011年3月23日、大震災と福島第一原子力発電所の水素爆発で日本中が不安に怯えていたときのことです。
私はヒマワリで放射能が簡単に除去出来るという誤った情報の修正をしていました。
ヒマワリ除染の誤った情報を検索しているうちに、奇妙な資料を見つけました。
それは、放射能を微生物で消滅させるプラントのプレゼンテーション資料でした。
放射能を微生物で消滅させることなど出来るはずありません、資料作成者の目的が分かりませんでした。
不審に思いながらも、ネット上に公開することで不安と混乱を増すと思い、公表しませんでした。
そして3月29日予想もしない形、韓国中央日報の報道として資料作成者の意図を見ることになりました。
資料を作成した轄s開発工学総合研究所のサイトはこちらです。
統一教会系の団体、世界平和教授アカデミーの記事もありました。
中央日報の報道を踏まえ、轄s開発工学総合研究所の記載を引用します。
「3月22日に韓国の元科学技術部長官 李 祥羲 先生からの緊急提案が日本の外務省を通じて、菅総理、谷垣総裁、石原幹事長宛に正式に提出されました。」
韓国からの正式な外交ルートを通して、日本の政府与野党首脳に微生物で放射能を消滅するよう提案されたのです。
私にとって、世界が暗転するほどの衝撃的出来事でした。このままでは、日本がとんでもない勢力の餌食にされてしまうと思いました。
八方手を尽くした結果、ニセ科学批判クラスターの方達により、轄s開発工学総合研究所に反論が行われました。
論戦の経緯はSkeptic's Wiki 生体内原子変換を参照してください。
その後轄s開発工学総合研究所の活動はやや沈静化していますが、3月11日の東日本大震災一周年を控えて、再活性化する兆しが見えます。
多くの方が知らない、実在する危機についてお知らせする必要があると思い、この記事を書かせていただきました。
2012年3月12日追記
5月19日に轄s開発工学総合研究所が帝国ホテルで行った記者会見で、政府が轄s開発工学総合研究所の提案を無視したことを知り、安堵しました。
関連する私の参考まとめ「EMBC関連ツイート」
これを読んで、タイの洪水の時に日本から来たと云う団子の事を思い出しました。
インラック首相も自ら団子を捏ねて溜まった腐った水にまいたりしました。
効果と云う点では????でしたね。