地面の放射性物質を除くための方法として、表土の除去、下の土と混ぜる、植物の利用の3種類の方法が考えられています。
ひまわりや菜の花などの植物を利用した汚染物質除去法・ファイトレメディエーションは、当初誤った情報が拡散しました。
情報修正に私も係わらせて頂きました。
現在では、大勢の研究者の方やNPOが、効果的なファイトレメディエーション実施を呼びかけています。
協力したいとお考えの皆さんの参考にして頂きたいと思い、
ファイトレメディエーションに関して重要と考えられるサイトを下記にまとめました。
1.ファイトレメディエーションの実績がある団体
NPO(特定非営利活動法人)チェルノブイリ救援・中部
http://www.chernobyl-chubu-jp.org/
土壌汚染をどうするか?
http://www.chernobyl-chubu-jp.org/_userdata/Q&A0401.pdf
2.ファイトレメディエーションを呼びかけている団体・研究機関
宇宙航空研究開発機構JAXA ISASメールマガジン 第342号
http://www.isas.jaxa.jp/j/mailmaga/backnumber/2011/back342.shtml
宇宙農業サロン
http://surc.isas.ac.jp/space_agriculture/
ヒマワリプロジェクト(himawariproject311)
https://sites.google.com/site/himawariproject311/home
NPO法人 ASE自然農業会
https://sites.google.com/site/aseagri/
NPO法人WINEP(植物鉄栄養研究会)WINEPブログ
http://moribin.blog114.fc2.com/
放射能汚染土壌の除染は無カリウム処理のヒマワリで行ったらどうか(提案1)
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-date-201103-8.html
ヒマワリプロジェクトを提案する(提案8)(4月29日追加)
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1045.html#comment232
福島ひまわりプロジェクト
http://himawari-fukushima.info/
3.ファイトレメディエーション関連の情報
福島県農林水産部「がんばろうふくしま!」農業技術情報
http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/
独立行政法人 土木研究所 寒地土木研究所
http://www.ceri.go.jp/contents/news/20110322.html
社団法人日本土壌肥料学会
http://jssspn.jp/info/secretariat/
excitニュース 福島第1原発事故、植物による土壌浄化に関する国内専門家の見解
http://www.excite.co.jp/News/science/20110419/Sugomori_5747.html
北海道大学大学院農学研究院助教 渡部敏裕先生のホームページ
http://www.geocities.jp/watanabe1209/index.htm
財団法人・環境科学技術研究所のホームページより
「 I.放射性物質等の環境影響等環境安全に関する調査研究」(4月29日追加)
http://www.ies.or.jp/japanese/research/00seika_21.html
http://www.aomori-hb.jp/houkoku/H22_01.pdf
補足
ひまわりがセシウムやストロンチウムを、他の植物より多く蓄積する理由について述べられた文献が見当たりませんでした。
データに基づくものではありませんが、私の個人的考えを述べさせて頂きます。
ひまわりは、背が高く、茎も太いので揚水力が大きいのではないでしょうか。
他の植物よりも多くの水を吸い上げて、葉から蒸散させた結果、多くの物質を蓄積させている様に思われます。
背が高く、茎が太い一年草という点で、ひまわりはファイトレメディエーションに適していると思います。
4月29日追記
渡部敏裕先生のホームページを見ると、ファイトレメディエーションに適した植物種は検討の余地がありそうです。
【臨時】植物のセシウム(Cs)とストロンチウム(Sr)集積に関する研究
http://www.geocities.jp/watanabe1209/Topics/CsSr.htm